アメリカ合衆国
ハース
MoneyGram Haas F1 Team
概要
ハースF1チームは、NASCARで成功した実業家ジーン・ハースによって設立され、2016年にF1デビューしたアメリカのチームである。拠点は米国、英国、イタリアにまたがり、フェラーリからパワーユニットや技術面の支援を受ける独自の運営形態を取った。参戦初戦のオーストラリアGPでロマン・グロージャンが6位入賞を果たし、新規チームとして鮮烈なスタートを切った。 初期はグロージャンとケビン・マグヌッセンを中心に中団で存在感を示し、2018年にはコンストラクターズ5位とチーム最高成績を残した。しかしその後は開発競争や資金面の制約、マシン特性の難しさに苦しみ、下位に沈む時期もあった。ニキータ・マゼピン、ミック・シューマッハ、ニコ・ヒュルケンベルグらを起用しながら、限られたリソースで戦い続けた。 2026年時点でもハースはF1唯一のアメリカ系チームとして、独自の立ち位置を保っている。上位チームのような規模はないが、効率的な運営とフェラーリとの関係を武器に、ポイント獲得を狙う実戦的なチームである。F1人気が北米で高まる中、ハースの存在はアメリカとF1をつなぐ重要な役割を担っている。